こまにまにこ’s blog

夫と子どもをみていて感じること→そして自分の見直し+必要最低限な暮らしを目指して。

管理範囲を狭くする。そうしたら、”私”が出てきた。

管理範囲。

 

結婚に出産。

家族が増えた。

幼稚園や学校。

集団生活も始めた。

 

生活環境が変わった。

そのたびに増えていくモノたち。

 

私+夫+子。

モノはどんどん増えていく。

 

そして管理範囲が広がり、私はパンクした。

モノの管理ができなくなった。

 

もう一度管理範囲を見直そう。

夫のモノは夫へ。

子のモノは子へ。

持ち主へ返していこう。

私物だけの管理に戻そう。

 

 

 

主婦をしていると、知らず知らずのうちに、管理範囲は私物から家族のモノにまで広がりました。そして子どもが幼稚園や学校へ行くようになると、手紙の管理に制服の管理も入ってきます。自分中心から子ども中心へ志向が変わり、私物の管理ができなくなっていきました。自分以外の管理に必死です。

 

私物管理ができなくなると同時に、雑貨の買いあさりが増えていきました。押入の肥やし化した私物は忘れ去り、新しくきた雑貨の管理を私物管理かのように行っていました。しかし、子どもが大きくなるにつれ、子どものモノは子どもに管理してもらおうと気づき、自分の管理範囲を狭めることを実行し始めました。

 

そうすると、肥やし化した私物の存在に気づき、その私物に目を向けることができるようになってきました。

 

まず、自分が学生時代に使っていた専門的な道具類を捨てれず、押入の肥やしとなっています。そしてこの専門道具に関しては、今もまだ捨てることに躊躇をしています。もう少し時間をかけて、自問自答して、この道具たちと向き合っていきたいと思います。その他は、過去の自分との対面です。これは意外と簡単で、”今を生きたい”に焦点をあて、過去の思い出のモノは潔く手放しました。スッキリです。

 

それから、”モノの定位置”とよく言いますね。まず持ち物は、”所有者の主が持つ”、これが定位置の大元です。そこからそれぞれのモノの定位置が定まります。このことに気づくまでは、自分のモノではない管理に試行錯誤をしつつも、解決の糸口すら見つからない状態でした。それもそのはずですね。

 

”モノの定位置”を決める前には、主へ返すことを先にしましょう。

 

自分の持ち物だけの管理になると、自分という人間も見えてきます。過去の自分、今の自分。私は今、何をしたいのか、どうしたいのか。だんだんと今に焦点が合ってきます。そして、これから自分はどうありたいのか。妻でもなく、母親でもなく、奥さんでもなく、一人の人間として、これからを考えていきます。

 

色んな役割の服を一度横に置いて、私という服を着ます。瞑想や浄化をさせるような感じで、自分を見つめます。もっと私色を出しても良いことに気づきます。

 

私物と向き合い、私色を思い出し、自分で閉じ込めた不自由の檻から私を解放していきます。

 

自由な選択ができる世界へ、もう一度はばたいていきましょう!