おこる。
いかる。
これらを発散するとき、
エネルギーはとてつもなく大きい。
疲弊も大きい。
そして、もやもやが残る。
善いことは一つとして起きない。
もちろん、餌食となった相手にも。
人はなぜ怒るのか。
怒るたびにたくさんを失っているというのに…。。。
私は怒ることが苦手です。自身が怒ることも、誰かに怒られることも。自分が怒ると、温存していたエネルギーを使うため、どっと疲れます。そして怒りを相手にぶつけたのに、何もすっきりしません。自分勝手に怒りをぶちまけているからですね。イライラの連鎖を引き起こす引き金を引いただけになります。
誰かに怒られたときは、怒った相手のイライラが自分に移ります。そして、そのイライラをぶつける場所がなく、一人悶々とするのです。そのままその気持ちを数日引きずることもあります。そうすると、とてつもなくエネルギーを奪われ、気力も失います。ここから立て直すことにも時間を要し、回復にも時間がかかります。
怒りは強靭な武器とも言えます。怒りが起きた人にも、怒りをぶつけた人にも打撃を与えてしまうのです。そんな怒りの武器は、平穏な日常を送るときには不必要ではないでしょうか。
怒りで自分を大きくみせる人もいますが、実際には大きく見えるのではなく、小さく見えてしまいます。些細なことで怒っていると、”器の小さい人”にしか見えないのです。
何事も自分の思い通りにはいかないものです。思い通りになったらラッキー!そのぐらい稀なことです。なので日頃からそういうものだと思っていれば、ときどきラッキーが訪れ、気分が良くなるのです。
誰かとの意見の食い違いにより怒りを持つのではなく、自分以外の意見を知ることができたと喜べるようになれるとすてきですね。怒りと喜び、真逆の感情ですが、心の持ちようで反転するので、感情さえも紙一重。紙一重なら、気持ちの良い方を選びたいですね。
怒りの感情を喜びの感情に変換する技を習慣化するには、もう少し時間がかかりそうですが、実践していきたいと思います。
いつでも心穏やかに、深刻にならずに笑っていたいと思います。
怒り→喜び→笑いに変換していきましょう!