本能…?
本能。
動物が生きるために必要な能力。
生まれながらに備わっている能力。
生理的なこと。
人間はこの本能が見え隠れする。
本能が濃すぎても、薄すぎても、
あるとき支障が出る。
さじ加減が難しい。
でも必要不可欠。
私は本能が薄いタイプです。変わって夫は本能が濃いタイプです。なので、その部分でぶつかり合うことは多々あるのです。本能が薄いと、自分基調でなく、協調性に長けています。本能が濃いと、妥協せず、本物を追求し、自分の納得のいくことだけを選りすぐることができます。
それぞれ違った特性があります。
私はもう少し本能を発揮できたらなあと思うことがあります。おいしくない食べ物でも残さず食べてしまうのです。なぜそうするのかというと、作った方に申し訳ない、世の中には食べたくても食べれない人もいる、と考えると、食べることができるだけで自分は幸せだと思って食べきるのです。しかし、食べ終わったあとは、満足感はなく、気持ち悪さと、他に美味しい食べ物を探し求める気持ちが湧いてきます。
いわゆる過食につながるのです。
この悪循環に最近ようやく気づきました。
動物本能の意のままに美味しいと思えるものだけを食べれば、満足感や充足感で自分を幸せにできます。そして、美味しいと思える量だけを食べるようにするのです。食べきれない分は潔く残すのです。
実際にはまだまだ食べきる癖が強いので、残すことがなかなかできずにいます。もっと身体の声に耳を傾け、必要な分量の食事にしていきます。あとは、一度にたくさん食べることが苦痛でもあるので、家にいるときは小分けにして食べたいと思います。自分の身体に合った食べ方を見つけていきます。
生理的欲求で一番乱れやすい食事は、何度も見直します。世の中に振り回されず、自分は自分だと自分基調に、生活改善を促していきます。
最近もうひとつ気づいたことは、ひとりきりで、今の自分が食べたいものを今たべる!ということをすると、少ない量でも満腹度が高いです。これに気づいてからは、家に誰かがいても、ひとり台所で朝ごはんを立食するようになりました。これが今の私の至福の時間です。
人は常に変化しています。この至福の時間の形態もまた、時間とともに変化をするでしょう。そのときはそのときの至福の時間作りをしたいと思います。
生まれ持った各々に各々の本能があります。その本能の濃度でその人の特徴を現わしているようにも思います。なので、薄い本能の自分でも善しとし、自分の特性を誇りにしたいと思います。
自分を誇りに☆