治る。
からだの症状はいったい何なのか。
いつからあるのか。
どんなきっかけで出てきたのか。
からだの声。
この症状を治せるのは誰なのか。
そもそも治せるのか。
治るものなのか。
からだの症状を治すのは、そのからだの主だけだ。
誰かに治してもらうものではなく
からだを見つめなおし
その症状に向き合う
そして改善策を自分で導き出す
そうしたら、治っている
自ら治す。
体調を崩すと何かしら身体に症状が出てきます。無かったものがある、それには意味があるように思います。何かに気づくきっかけかもしれません。そして今を見つめる時間を作るように、身体がサインを出しているのかもしれません。”身体との対話”の始まりです。
よく身体を観察してみましょう。そのときの自分の行動を観察、食べた物も観察、排泄も観察、睡眠も観察、環境も観察、心も観察、身の回りのあらゆるものを観察してみます。そして、どんなときに一番症状が出るのかを探ります。症状が出たらどのような気持ちになるのか、どのような不具合が出るのか、大なり小なり感じとってみます。自分をじっくり観察することで、冷静な判断ができ、今のこの時間を大切に思えるようになります。
医者から”治らない”や”治せない”と言われるのは、その人の身体ではないからです。身体を健全に戻すことは自分自身しかできないからです。医者は、勉強した知識と診てきた患者経験からのみの診断です。その経験値と照らし合わせての憶測で、病名と薬を出します。
それなら、ずっと付き合い続けている自分自身の診断の方が適格な気がしますよね。薬を出すには医者の資格が必要ですが、症状を抑えたり緩和させることは生活を見直せばできることです。元々必要がなかった薬を身体に入れて症状を抑えるのか、生活改善で健全な身体へ戻していくのか、どちらの選択をするかで今後も変わります。
症状が出なくなればよいのか、治したい気持ちがあるのか、これからの自分はどうありたいのか、未来を見据えての行動を考えていきます。
治らないと思い込むのか、治ると思い込むのか、それだけで行動も気持ちも変わります。
身体がよろこぶ行動をとっていきましょう。