からだはいったい誰のもの?
大きさ、形、色。
何を基準にするのか…。
誰を基準にしているのか…。
どうして比較するのか…。
何のために比較するのか…。
比較することで見えてくることとは?
それは違い。
違うところ。
違うところを発見したらどうなる?
優劣をつける?
全く一緒のところがあったら怖いのに
違うところを探して何になる?
違うところだらけで当たりまえ。
思春期はからだの悩みがたくさんあります。それはたいてい他者と比べて劣等感を覚えるのです。隣の庭の芝生は青い。無いものねだりなだけです。自分自身をもっとかわいがってあげて!からだの大きさ、形、色、その定義は世間が作り上げた創造物です。その創造物に生身の人間が合致するはずがないのです。
比べることは、自分の特性を知るためにします。自分の特性を知ることができれば、その特性を活かしたり、伸ばしたり、特化することができます。特化することで自信をつけ、魅力的な存在となります。
そんな自分だけの特性をもっと知っていきましょう。
標準体型は、洋服業界から生まれたのかもしれません。大量生産時代になり、より多くの人が着ることができるように。そう考えると、オーダーメイドが理にかなっているように感じます。標準体型に合わせて作った洋服をうまく着こなすことができないことにも納得です。
自分体型をもっと知って、自分だけの世界観のからだを楽しみましょう。
違う世界観のからだを知りたくなったら、他の人の世界観も聞いてみるのも面白そうですね。自分のからだの大きさ、形、色を知って、自分のためだけの標準体型を数値化すると、からだの変化にいち早く気づけ、体調管理にも役立ちますね。世間の標準体型と自分の標準体型が違うことは当たり前なので、世間に振り回されないように。
自分のからだを知って、からだの内側も覗いてみましょう。
見えない内臓の大きさ、形、色も人それぞれ違うでしょう。内側のからだの特性だって違います。違うから、違いを楽しめます。みんなが同じだと面白くないですよね。
たくさんの違いを楽しんでいきましょう♪