ここ最近は穏やかに過ごしている。
あれだけ話が通じなかった夫と、今は自然に会話ができている。
訴え続けるって必要だなと改めて思った。
自営業の夫の仕事を手伝っていたが、
したくない仕事は常々したくないと言い続けていた。
どうやら夫もその仕事をしたくなかったようだ。
(そりゃそうだろうと気づいてはいたが。)
夫自身、心に余裕ができたのだろう。
仕事を選ぶことにしたようだ。
そう気持ちを切り替えたことにより、今までのモラハラ夫はいなくなった。
えっ!?そんな簡単に…モラハラ人格って…
幼い子供の言葉にできない心の叫び…
それと同じだったのか…?
夫の母親から最近聞いた話で気づいたのだ。
夫は昔から口下手だと。
夫が思春期の頃、口で言わず、手紙を渡されたことがあるそうだ。
そういえば、私も面と向かってではなくメールで言われることも多々あった。
同じ部屋にいたとしても。(正直なところ、不気味だったよ。)
あぁ、そうだったのか。
でも、若い頃の喧嘩はいつも夫が言葉攻撃をし、
私は家出してまで逃げていたほどだったのだけど…
口下手だったがゆえにひどい発言ができたのか…
うん、確かに今でも、「ここにその言葉?」といつも突っ込みたくなる。
言葉選びが下手くそだと度々感じる。
口下手か。
口下手ってことにしておこう。
そうしたら、すべてが丸く収まる気がする。
そうしておこう。
夫が改心をしたかは定かではないけれど、
私がどのタイミングで家出してやろうかと考えていたことは、
夫へ伝えたことがある。
その事が、その先を見ることができたきっかけになったのかもしれない。
なので以前より、家族を大切にする行動が自然と夫がするようになったのだ。
人は変われるというけれど、悪くも変われるのだなとも感じた。
このままモラハラ夫が夫の中から消失してくれれば安泰だけれど、
人間生きてりゃ色々あるよね。
もしかしたらモラハラ夫第二弾にめぐり合わせしてしまう日が来るかもしれない。
その時はその時で、また試行錯誤だね。
今は、今ある穏やかな日々を満喫して、
こんなにも穏やかな日があったのだということを心に刻んでおこう。
モラハラ夫が現れたのは、
私の無意識下に、刺激がほしいと願っていたことで起きたのかもしれない。
あぁ、恐ろしい無意識下よ。
この無意識下を操ってこそ、自分操作だ。
気持ちの上がることばかり思い描いておこう。